—自律神経を整えるために 時間帯別の対策—
朝
朝カーテンを開け朝陽を浴びると体内時計をリセットすることができます。体に自然にスイッチが入ることで、夜は自然とオフモードに向かいます。曇りや雨の日でも光を浴びることが重要です。
目が覚めてすぐは体温が低い状態です。そのため少し熱めのシャワーを浴びて体温を上げると、交感神経が高まり活動モードに切り替わるため心も体もシャキッとします。
身体のおよそ60%は水分で構成されており、その水分は必要な酸素や栄養と不要な老廃物などを運ぶために重要な役割をしています。寒い時期は白湯がおすすめです!排便の促進にも繋がります。
昼
昼食をとると、消化吸収のために副交感神経が高まり眠くなる人もいると思います。12~15時くらいの間に15~30分程度の昼寝が効果的です。それ以上の昼寝は夜の眠気を奪ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
カフェインは覚醒作用があり、交感神経が高まります。カフェインは摂取後3~4時間は効果が持続します。就寝時間や夕食の時間を考えてコーヒー・緑茶・などのカフェインを含むものは気を付けましょう。
夜
お酒は寝つきが良くなると思っている人が多いですが、アルコールで眠れる理由は意識を喪失しているだけです。アルコールは体内で分解される際に交感神経が活発化するため、良質な睡眠の妨げとなります。もしアルコールを摂取するなら就寝前3時間以内は控えましょう。
入浴は就寝の1時間前くらいに済ませましょう。就寝に必要な副交感神経を高めるためには、少しぬるめの湯(38~40度)にゆっくりつかることがおすすめです。
スマートフォンやパソコンなどから発せられるブルーライトは覚醒を促し良質な睡眠の妨げとなります。頭は疲れている状態でもなんとなく寝付けず、疲労を次の日に持ち越すことになります。就寝1~2時間前は電子機器から離れて寝る準備を進めましょう。
近年の異常気象やストレス社会の中では非常に自律神経に負担がかかります。この症状はもしかして自律神経?と思った方はお気軽にご相談下さい!姿勢を含め少しずつ改善していくことができます。