ストレス社会と呼ばれて久しい現代ですが、多くは本人の知らない間にストレスが蓄積し、様々な症状となって現れます。
当院にご来院くださる方々の中にも肩こりや頭痛、めまいなどを訴えられる方が多く、そのほとんどの方に自律神経の乱れが見られます。春や秋の寒暖差、夏の長雨や猛烈な暑さ、日照時間が短くなる冬など一年を通して自律神経に負担がかかり、そこに人それぞれのストレスが加わるようになると気付いた時には不調がしみついてしまった状態になります。
ふたつの自律神経である交感神経と副交感神経はそれぞれ反対の役割を担っています。
・副交感神経
血圧を下げたり脈や呼吸をゆっくり穏やかにしたり、胃腸の働きを活発にします。就寝時やリラックスしているとき、食後のゆったりした時間など。車でいえばブレーキを踏んでいる状態。
通常であればこの二つの自律神経はシーソーのようにバランスを取り、私たちの体をその場に適した状態に自動調整してくれます。
当てはまる数が多いほど、自律神経の乱れが疑われます。
頻繁に頭痛がある
めまい、立ちくらみがする
動悸や息苦しさを感じる
便秘や下痢をしている
胸やけや胃もたれなどによる食欲不振
慢性的な肩こりや腰痛
疲労感やダルさが続いている
眠れない
急に汗をかく
1.骨格の乱れによる姿勢の悪さ
自律神経は脳から始まり脊椎(背骨)の中にある脊髄を通って全身の各器官につながります。骨格が乱れ姿勢が悪くなると自律神経の通り道も圧迫され働きが低下してしまいます。また、姿勢が悪くなることで肩が内巻きになり呼吸が浅くなるためさらにストレスを強めてしまう原因となります。
適度なストレスは緊張感を上げ集中力を高める良い効果が期待できますが、感じるストレスが多すぎたり長期間にわたると不安や悩みが大きくなり、自律神経が乱れやすくなります。
ビタミンやミネラルなどの身体の機能を調整する栄養素が不足すると自律神経が乱れやすくなります。また、腸内環境と自律神経は密接に関係しており偏った食生活で腸内環境が悪化することも、自律神経の乱れの原因の一つです
私たちの身体は一定のリズムをもって生活しており、それに合わせて自律神経が働くことで常に健康的な状態を保っているからです。起きているときには主に交感神経、寝ている時には副交感神経が働き、1日のリズムを作っています。しかし、夜更かしや昼夜逆転の生活など不規則な生活を続けていると、身体のリズムが崩れて交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。
春や秋は気温や気圧が変わりやすくなりますが、その変化に対応するため自律神経は身体の機能を整えようと働きます。その時一時的に自律神経のバランスが崩れて発汗やほてり、のぼせなどの症状がみられやすくなります。
【当院でできる改善方法】
当院のオプションコースである猫背矯正では施術中に背中をさすり、背骨を矯正し呼吸を調整します。頚椎が安定し呼吸も改善されることで自律神経の働きも正常化していきます。
保険施術、自費施術(整体)どちらのコースにもオプションとして加えることが可能です。
お気軽にご相談ください。
例:整体+猫背矯正
辛い腰痛や足のダルさがある方は骨盤矯正がおすすめです。股関節、お尻の筋肉、膝、足首などを調整していくことでしつこい症状を改善していくことができます。
例:整体+骨盤矯正
【通院頻度に関して】
症状の程度にもよりますが、お辛いうちは7~10日程度に一回のご来院をおススメしております。その後症状の改善に伴い2~3週間に一回、ご希望の方には1カ月に一回などメンテナンスへ移行していきます。
あくまでも目安ですので、患者様の状態に合わせて最適な来院頻度や回数を提案いたします。
※繰り返し施術を受けてもなかなか改善しない、長期的に続いている場合などは自己判断をせず病院などで医師の診察を受けることも必要です。